うまいボロネーゼが食べたい!
会社帰りにふと思い立ってしまいました。
ちなみに本場ボローニャではボロネーゼという名の料理は無いんだそう。
ミートソースのレシピは“ラグー”。それがフランスとかに伝わる時にボロネーゼと呼ばれるようになったんだそうです。
せっかくなのでレストランのレシピではなく、本場の味を調べて見ようと検索
→「ラグー / イタリア / マンマ / レシピ」で探してみました。ジローラモさんのマンマ(お母さん)のレシピなどが並ぶ中、良さそうなのを発見!
エミリア=ロマーニャ州という、イタリアの中でも美食の地で、食卓の中心になるラグーを50年以上作り続けてきたおばあちゃんの味!
こんな感じで、材料が「たっぷり」とか、「まるごと煮込む」っていうのがいかにも地元のおばあちゃんっぽい。
【材料(つくりやすい分量)】
・手打ちタリアテッレ……適量
・E.V.オリーブオイル……たっぷり
・バター……たっぷり
・海塩(粗粒)……適量
・トマトソース……250g
・トマトペースト……大さじ2
・パルミジャーノ・レッジャーノ(24カ月熟成)……たっぷり・仔牛肉(粗挽き)……100g
・豚肉(粗挽き)……100g
・牛肉(粗挽き)……100g
・スカニョーロ(小玉ねぎ)……2個
・にんにく……1片、
・玉ねぎ(半分に切る)……1個、
・セロリ(半分に折る)……1本、
・にんじん……1本
この通り再現したい本格派の方は、ぜひこの下のリンクの記事を読んでみてください。
→おばあちゃんの「ボロネーゼ」は手間がかかる? だってラグーってそういうもの
ある程度そろえやすいもので、という方は下のアレンジレシピへ。煮込む手間は少しかかりますがものすごく美味しいです!
お家で作りやすいようにレシピをアレンジ
【材料】
これで、パスタ6食分くらいのラグーができます。ひとまず、2人前だけパスタにして残ったラグーは冷凍。
・タリアテッレ……200g
・E.V.オリーブオイル……多め
・バター……25g
・塩……適量
・トマト缶……1缶
・パルミジャーノ・レッジャーノ(または粉チーズ)……たっぷり
A↓
・牛肉(カレー用)……200g
・牛豚合挽き肉(粗挽き)……100g
・玉ねぎ(半分に切る)……1.5個
・セロリ(半分に折る)……1本
・にんじん……1本
・にんにく……1片
【作り方】
だいたいの感じでやってみるしかないです。煮込めば旨くなると信じて!
①カレー用の牛肉をカット(粗挽き肉が無いのでのでゴロゴロ食感が残るくらい)
②鍋にAの材料を丸ごと入れ、たっぷりのオリーブオイルとバター、塩少々を加えて火にかける。
たっぷりが分からないので、とりあえずオイルはは鍋底に広がるくらい、バターは20-25g、適当にやってみます。
③トマト缶、水750mlを加える。沸騰したら弱火で2時間煮込む。
④鍋から野菜だけを取り出し、野菜を裏漉しして鍋に戻す。ごく弱火で5~6時間煮込む。
※5、6時間煮込むとありますが、実際は夜から取りかかったので、野菜を裏ごしした後は弱火で1時間ほど煮込み、朝まで常温で寝かせてただけ。
あとはパスタに使う前にもう一度、15分くらい煮た程度です。
お肉ゴロゴロ、美味しそうなラグーの完成!(裏ごしするのに邪魔なのでトマトの皮はそのまま)
パスタ↓
⑤鍋にたっぷりの水、塩ひとつまみを加えて火にかける。沸いたらタリアテッレを入れる。
⑥別鍋に人数分のラグーとゆで上がったパスタを移し、すりおろしたパルミジャーノ・レッジャーノ(または粉チーズ)を入れて和える。
※ラグー1人分は、おたまですり切れ1杯くらいに?
⑦皿に盛り、仕上げにもパルミジャーノ・レッジャーノ(または粉チーズ)をかける。
うっま!!
(もう一度)
んーーー、うまい!!!
香草とかスパイスとかワインとか入れてないけど、めっちゃ奥行きのあるおいしさ!
なのに、結構さっぱりしてるので、軽くひと皿なくなっちゃいます。
おばあちゃん曰く、「ワインを入れると重くなる」んだそう。
その割に、オイルやバターはたっぷりですが…。あと、お肉は3種類(子牛、牛、豚)がお決まり。
食べれば食べる程、うまい!
飽きないな〜
お店だせるんじゃないか?これ?
材料が違うので本家とは違った仕上がりだと思いますが、これだけ端折ってもかなりおいしいです。
本家のように、おばあちゃんが夏に一年分仕込むというトマトソースや、パルミジャーノ24ヶ月熟成なんかをちゃんと使ったら、いったいどんだけウマくなるんだろう!?
先日買ったパッケリにも合う!
こっちも最高に美味しい。
もちもち系のパスタにはイタリアのローカルなラグーがおすすめです。
もう倍くらい作って冷凍しとけばよかった(笑)
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