絶対に後悔しない旅行先!年末年始はポルトガルへ
2018-2019年末年始で初のポルトガル(リスボン・シントラ・ポルト)に行ってきました。
≪≪≪ リスボン≫≫≫
≪≪≪ ポルト≫≫≫
日本では、鎖国時代から交易があり、実は食文化でもかなりの影響を受けている身近な国。
直行便がないのでちょっと縁遠いのですが、実際に行ってみると「なぜもっと早く行かなかったんだ!?」と思うほどすごく旅しやすくてワクワクする国でした。
日本人の旅行者や、移住者の地元情報も多くて、ローカルな楽しみ方がしやすいのもおすすめな理由の一つです。
6泊8日 リスボン 3泊/ポルト 3泊
12/29 空港着23:20→地下鉄で市街
12/30 シントラ、ロカ岬日帰り
12/31 リスボン観光 年越し
1/1 ベレン地区→夕方ポルトへ移動
1/2 ポルト観光
1/3 ポルト観光
1/4 朝からポルトの空港へ
1/5 成田着17:20
ジブリ映画「魔女の宅急便」に出てくるような、美しい景観、コンパクトな町並み。選択肢が少ない冬のヨーロッパでは、ダントツ上位のおすすめ旅行地です!
今回の記事では総まとめ的に「年末年始の現地状況」や「おすすめポイント」などを紹介します。
①天気と気候が良い!
12-1月の最高気温15℃/最低気温7℃
日出7:45/日没17:40
特に雨季ではないので、年末年始の天気は晴れている日も多いそう。
気温も日本より暖かいですが、実際には川・海のそばだからか、寒い年だったのか、日本に比べれば幾分寒くない程度でした。
特に朝晩は寒くてしょうがなかったので、厚手のコートがあってもいいかも。昼間は薄手のコートだけでも十分です。
おすすめは軽めのコート+UNIQLOのウルトラライトダウン。旅の鉄板です。マフラーも必要。
日照時間も、観光するには十分。
朝は遅いですが、真冬でも夕方まではしっかり観光できます。17時からの夕焼けの時間がとても美しいです。
②年末年始の営業状況は?
気になるのが、レストラン、ショップ、各種施設の営業状況。
総じて、かなり充実しています。
クリスマスの12/25と元旦1/1はお休みが多いですが、レントラン難民となるようなことはありません。
レストランの空き状況や予約は3〜2週間ほど前にしておけば完璧でしょう。
ニューイヤーイブの12/31もけっこうお店が開いてます。ただし、この日は19時までとか、早い所は午前営業のみの店もあります。
その他、日曜、祝祭日も時短営業や休業の店があるので事前に曜日を意識して行動しましょう。
スケジューリングのポイント
①シントラ方面は元旦には入れない宮殿が多いです。レガレイラ宮殿(庭園)以外はほぼクローズだとか。
ロカ岬メインなら元旦でもいいですが、ゆっくりシントラを見たかったので12/30(日)にシントラにしました。
ロカ岬・シントラで丸一日かかります。
②リスボンは休業が多くなる日曜日を避けたいので、12/31(月)に観光。(実際は日曜日もかなり営業していましたが、どうしても行きたい店が日曜日休業だったので)
大晦日でも市街のレストラン、ショップはかなり開いていて、充実の観光&雑貨屋めぐりでした。
③多くのお店が閉まっている元旦は移動日に。リスボンからポルトへは乗り換えも含めて4時間ほどで移動できます。
元旦に観光するならベレン方面がおすすめ。エッグタルト発祥の店や、サンタマリア デ ベレン教会、ウォーターフロントが綺麗です。
サンタジュスタのリフト(展望台)も元旦は稼働してるのでお忘れなく。
③街がコンパクトで観光しやすい
リスボンもポルトも街がコンパクトで、歩いて観光がしやすいです。そこかしこに素敵な景色があり、見所も徒歩圏内に詰まっているので年末年始も楽しめます。
ただし、坂が多くてきつい!
疲れるので、夕方までしっかり街並みの楽しみたければ積極的にトラム(路面電車)や、バス、メトロ(地下鉄)の利用をおすすめします。
リスボンと違ってポルトはさらにコンパクトでトラムも少数なので、しっかり休みを挟みながら歩くしかないです。
それぞれ乗り放題チケットなどの情報は後の記事にてご紹介します。
また、31日のニューイヤーイブは、年越しイベント付近は一帯が車両通行止め、バスなどもストップします。
離れたレストランにバスやタクシーで行こうとするとするなら乗り場に注意が必要です。タクシーを拾うのにも、15分ほど歩かされました。
④治安が良くて、街の人がとても親切!
もちろん深夜の小道など、不用意に歩かないほうがいい所もありますが、総じてかなり安全。
夜カメラを持ち歩いてても特に問題が起こらなかったくらい。気をつけるはスリ、ひったくりくらいでしょうか。
夫婦で、居酒屋に行って23時頃歩いて帰ってくるくらいは平気です。まだまだ観光客も小道をうろついているので。
普段は絶対しないのですが、リスボンの空港到着が深夜23時半で、0時前に地下鉄で市内へ移動しました。
乗り換えのホームを探してると2組のポルトガル人に声をかけられ、場所を教えてくれました。
カップルで歩いている時の男子はとくに親切!
食事が美味。しかも日本人の口によく合う!
新鮮な魚介類を生かしたシンプルな料理が多いので、何でも美味しいです。
タコに、イワシに、米料理
普通は旅行中、日本食が恋しくなってくるのですが、今回は食べても食べてもハマる一方でした。
米(ARROZ)
米消費量はヨーロッパ随一。魚介と一緒に煮込む雑炊系から、野菜や豆とサッと煮るリゾット、様々な肉と炊き合わせてオーブンで表面をパリっと焼く炊き込みご飯、甘めのデザート系のなど。
干し鱈(BACALHAU)
ノルウェー沖の真鱈をさばいてたっぷりの塩で漬け込んだもの。大航海時代の保存食が今や国民食。レシピは千以上、365日食べても尽きないらしい。
パン(PAO)
ポルトガルの主食。地方ごとにタイプが異なる。アレンテージョでは小麦が豊富で、香ばしくて厚い皮、中身もむっちり柔らかめ。ポルト、リスボンでは、小麦主体の小ぶりで軽いカルカッサなど。
あの日本食も実はポルトガルから?
天ぷら、カステラ、金平糖、〇〇南蛮(ネギや唐辛子を使った料理)、鶏めし、鳥の水炊きなどはは実はポルトガル料理の影響で生まれたものらしいです。
すごく食べやすくて、美味しいんですよね。これなら住めるかも。旅行をきっかけにポルトガルに住みついちゃう人がいるのも頷ける。
【誰でも簡単にできる!ポルトガルのレストラン予約方法】
今回はの旅で使ったおすすめのレストラン予約アプリ(サイト)を紹介します。
特に31日、1日は年末年始で通常営業でない店も多いので、事前リサーチ・予約にとても役立ちました。
The fork
https://m.thefork.com/?cc=15102-e75
ヨーロッパ中心のレストラン情報・予約アプリですが、一度やってみると超簡単なのでぜひ。
しかも、割引きなどがついてる店も多いんです。
⑥ワイン、物価が比較的安い
ヨーロッパ諸国の中でも、ポルトガルの物価は安めです。
安いレストランなら10€以下。
ポートワインはめっちゃ甘いですが、それ以外に美味しいワインもたくさんあります。
日本と違ってグラスにたっぷり注いで3〜5€。居酒屋感覚だと、二人で2,3杯飲んでお腹いっぱい食べても2名分40〜50€程におさまります。
いかにも観光客目当てのお店は割高ですが、それでも日本の物価とそう変わらない感じです。
ホテルも三つ星で45€くらいから泊まれます。せっかくなので、伝統あるホテルに泊まってみては?
⑦街も素敵だが、小物や雑貨のセンスがすごくいい!
伝統的なものって、単体ではかわいく見えても、実際、普段使いのセンスに合わなかったりしますが、ポルトガルの雑貨にはおしゃれで素敵な物がたくさんあります。
ポイントはいわゆるお土産品店よりも、適度にモダナイズされたショップを探すこと。
コルクやアズレージョを使った小物に惚れこむこと間違いなしです。他にも食器やカトラリーなど
実際に何軒も回って気に入ったかわいいお店を後日紹介します。
一方で、バラマキ土産はちょっと難しかったです。悪くはないけど決め手に欠けるというか。
地元のスーパーなども入ってみましたが、どれもピンとこずでした。
ポルトガル旅行は最高!!また行くとしたら??
そんな訳で、改めてになりますが年末年始のポルトガル旅行は最高です!
滞在中はかなり貪欲に駆けまわりましたが、まだまだ行きたいところがたくさん残ってます。
アパートみたいなのを借りて「暮らすように旅をする」のにも向いてるし、レンタカーなど借りて近郊の都市、地方めぐりをしてもいいかも。
その場合は、リスボンかポルトのどちらか一方を拠点にするのがいいと思います。どちらかに絞っても見どころたくさんなので。
以下にまた機会があれば、行きたいところを備忘録的にリストアップ
アゲダ
カラフルな傘祭り(7月~9月末)
コインブラ
美しい大学図書館、美女と野獣のモデル?
コスタ ノヴァ
カラフルなボーダーとストライプの家々
ナザレ
絶景、海の街
ドウロ川クルージング
船ごと持ち上げる注水式エレベーター
あー、帰ってきてしまった。
本当住みたくなる気持ちが分かる。試しにポルトの不動産を調べてみたら中心地の集合住宅もけっこういい感じでした。
地震も少ないので、耐震はそんなに気にせずとも。
資産をお持ちの方には古城みたいな屋敷がfor sellになっております。
風呂7個!ベッドルーム10個!
プールもあって、18億!!
・・・
月に行くよりは、現実的でしょうか?
南無…
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