地元民は知っている!ポルトの愛すべきローカルレストラン

2018.12.29-2019.1.5 ポルトガル

いかにも地元の人向けのおいしいレストランへ

ポルトで行ったレストランのうち、おすすめしたい?お店を2つご紹介

どちらもそれぞれ抜きん出た良さがあり、とてもおいしかったのです。

ローカルとなると、中には英語もあまり…、な店もあり、それなりに気合も必要です。

片や、味抜群!でも激混みで外国人はなかなか相手にしてもらえなかった一軒目(アジア人観光客だから??)

片や、最高のホスピタリティと居心地のよさ、料理も美味しいけど、なんせ一人で切り盛りしているので超時間がかかる二軒目。

せっかくの旅なので、何か一つ二つ許せれば、地元の人が集まるような店で食べるのは良い思い出になるはず!

ぜひ、旅の思い出にプロセスから楽しんでください。

地元サラリーマンの胃袋をがっちり掴む「O Buraco」

1時半くらいに到着しましたが、凄まじい活気!めっちゃ混んでます。

ちなみにBuracoは「穴」という意味らしい。なんだろう?穴場的な言葉がポルトガルにもあるんでしょうか?

見た目は穴場な感じですが、週末ともなればサラリーマンだけでなく、各地からやってくるお客さんでひっきりなしです。

狭い入口に立たされて順番を待っていると後から来たお客さんがどんどん先を越していきます。

(以外と奥行きがあって席数あります)

しばらくの間は「予約客かな?」と思って見過ごしつつ声かけられるのを待っていましたが、30分経っても一向にアクションなし。

その間にも明らかに予約してない人がどんどん通されていきます。

何度も呼びとますが、「待ってて」という感じで一向に…

若い兄ちゃんと、おじいちゃんの2人で超混みのホールを回していて、特におじいちゃんの方は言葉の壁か、めんどくさいと思われてるのか、一暼すらくれません。

いい加減うんざりしてきたのと、ちょうど入口の隅っこの席が空いたので案内を待たずに先に座らせていただく事にしました。

きっと、ぐいぐい行かねばきっと無視され続ける…

おじいちゃんはこのお店の名物スタッフさんみたいですが、我々には冷たいので、若い兄ちゃんの方を必死に呼び止めます。

ようやく、テーブルの上を片付けてくれてオーダー。一応、笑顔で対応してくれます。

ビールと白ワインで。

暑い中だったので、さっぱり冷たいSuper Bock(ポルトガル のビール)がしみるー。

イワシが食べたかったけど、「今日はもうない」って言われたので、まずは定番のバカリャウ(干し鱈)のフリット

見た目は普通のフリット

これがね、

めっちゃうまいんですよ!!

スーパーに並んでるととにかく魚介の乾物臭さがすごいけど、料理になるとびっくりするほどおいしい。

干し鱈を使った料理は千以上もあるらしいけど、ここのフリットは絶品です。

ほぐれたタラの身がぎっしり

凝縮された旨味と、しばらく残るタラの繊維がヤミツキになります。

待たされ、スルーされ続けた事を忘れてしまうほどの美味しさ。

しかも!!!

このセットの米料理がまたすんごい美味しい!

濃厚なダシの旨味と程よい酸味で、箸がとまらない魔性の味わい。

見た目普通なのになんなんだ!?これは

このセットでわずか7€

そりゃ混むわ…

もう一皿は肉

お店の名前がついたステーキ Buraco style を注文しました。

ポテトチップスに、目玉焼きとお子ちゃまっぽいセットですが、味は抜群!

赤身のお肉を程よい味付けと焼き加減で仕上げたバランスのいいステーキ。

上の目玉焼きをちょっとソースがわりに

う、うめぇーーー

何気に米やこのポテトもおいしい。

じゃがいものスライスを揚げた、素材の味がいきてるタイプ。肉の脂を吸ってちょっとしなっとなったところもまたGOOD!

はぁ〜、うまい

食事にありつくまでは若干イライラしてたけど、こんなにマイナススタートでも、店を出る頃には不覚にも満足してしまった稀有なお店。

ビール、白ワインと、食後のカフェを一杯ずつつけてこの価格

もう、文句を言うのはよそう…

とりあえず、行くなら開店時から行くのがおすすめです。

O Buraco
場所:Rua do Bolhão 95
4000-112 Santo Ildefonso

月〜金 12:00 – 22:00
土 12:00 – 15:00(日曜定休)

https://o-buraco.negocio.site/website/o-buraco/?hl=pt-PT#summary

相手にしてくれないけどうまい。

悩ましいですね。

マルガリータのパーフェクトなおもてなしLa Maison Rouge 48

ここは予約サイト「The fork」で見つけたお店。家庭的でポルトの食事やワインを楽しめます。しかもホスピタリティがハンパじゃない。

隠れ家的な立地

お店に入るととても感じのいい女性シェフが暖かく出迎えてくれます。

ちなみにお店はこの女性シェフのマルガリータと姉(妹だったかな?)の2人で切り盛りしているそう。

お店の口コミを見るとこのマルガリータの絶大なファンがたくさんいる感じです。

階段を下って半地下な小部屋にわずが5席くらいのアットホームなお店。ポルトで人恋しくなったらここにくればいい。

まずはワインから、

いわゆる甘いポートワインではないドウロ川のワインを持ってきてくれました。

テイスティング用にグラスに3種類出してくれて、気に入ったものをオーダーできるのですが

これ、すでにテイスティングの時点で一杯分くらいあるのでは…??

マルガリータが一つひとつ丁寧に説明してくれます。こういうのいいですねえ。

ワインリスト

一番手前の黒いボトルが8€のDouro Grande Reserva ou Vinhas Velhas

これかなりしっかり作られたおいしいワインでした。グラスで8€ってそんなやすくはないですが

この特大グラスにたっぷり注いでくれちゃってます!!

ドウロワインおいしい。

ポルトガルにも飲みやすいだけじゃなく、甘くもなく、しっかりおいしいワインがたくさんありそうです。

さて料理は

ひとまず、ポルトガルチーズの盛り合わせと、イワシちゃん。

チーズはかなり多種

ジャムを添えて食べたりするのもいい。どれもおいしいのですが、中でもこれは!というのが3種はありました。

ヨーロッパはこの点すごくいいですよね。ポルトも例外ではありません。

ポルトガルと言えばイワシも外せない

ちなみに取り皿にバルサミコでかわいい文字。こういうところもマルガリータを好きになる理由の一つ。

イワシとバルサミコ、やはり合いますね

そりゃワインも進みます。

そして、最後に

これは最初から頼もうと決めていたお米料理。海鮮リゾットというよりは雑炊的なもの

手前のワイングラスもかなりデカイので分かりにくいのですが、取り皿が普通のサイズ

この皿めっちゃでかくて量が多いんです。

エビもタラの切り身もなかなかのサイズ。これらのダシをたっぷりと吸った雑炊の旨味といったらそりゃあもう!

お腹ぱんぱんで苦しいけど平らげてしまいました。

隣の席の観光客はこの上さらに、デザートの手作りケーキまでいってましたがウチはもう限界。

ここも、すごく心に残るいいお店でした。やっぱりお店は「人」ですねー。

La Maison Rouge 48
14:30-22:00
金土-22:30/日-21:30

場所:R. do Corpo da Guarda 46, 4000-069 Porto

http://m.lamaisonrouge48.pt/1/home_1329294.html

ただし、ほぼ一人でやってるのでご飯が出てくるのは超遅いですよ。

次に行くときには

完全にポルトガルの虜になったわが家。これは絶対にまたいくなあ。

帰ってきてからだけど、ポルトのツアーや食事、お酒に関する面白そうなサイトを見つけてしまいました。

とりあえず、飲食店のページがこちら→http://portovore.com/eat-2/

次に行くときはここからお店を探そう。

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