ヨーロッパともアメリカとも一味違う、オールドハバナの魅力

【2017.12.30-2018.1.12 キューバ・メキシコ】

ここ旧市街で午前のうちにハバナの魅力にハマってしまいました。そんなに危険なところもないので、好きな方に街を歩いては、カフェやBARで休憩(ラムを飲む)。

オールドスクエアは別世界 想像以上の綺麗さ

旧市街フェリーターミナルのすぐ近く

Plaza de San Francisco

広場が綺麗。ここから市街地散策に入ります。18世紀に建てられたサンフランシスコ デ アシス教会

少し行くと、Old Square(ビエハ広場)というところに。ここは16世紀後半に造られたハバナ創世記の広場。とても綺麗な広場でさっきまで見てきたキューバのイメージとちょっと違います。

整然と並んだパステルのコロニアル様式の邸宅に囲まれた広場。

世界遺産登録をきっかけにきちんと修復され、他と違って見事に美しい状態で保存されています。

ヨーロッパの観光地みたい。

スペイン領時代の建築だけでなく、18世紀のキューバ・バロック建築の特徴や、20世紀初頭のアール・ヌーヴォーの装飾を施した建物などもあるようです。

幹線道路から離れて少し中に入ったからか、排ガスの匂いや、喉の痛みも気にならなくなりました。

近くの通りも絵になる景色ばかり。

キューバの正装「グアヤベラ」のお店
Casa de Quitorin

暑いキューバで気候に適した快適さとエレガントさを兼ね備えた服装。男性、女性問わずフォーマルなシーンでも着られます。

マニアックなガイド本「ハバナ観光案内」に載ってたので行ってみると。

まず地図の場所がちょっと違って少々さまよう。そして、本日休業!!仕方ないので外から眺めるだけ。

他のお土産店にもあるけど、女性用はけっこうスタイリッシュで可愛いかも。男性用はたぶんガタイが良くないと似合わない。

街中音楽 キューバンミュージック

旧市街の大きな楽しみのひとつが音楽。カフェ、レストラン、街角、いたるところにバンドがいて、音楽が溢れてます。

しかも、どれもなかなか上手い。なんて楽しくてウキウキする街なんだろう。

ちびっ子から、じいちゃん、ばあちゃんまで、この国の人達には音楽が染み込んでる。

それもそのはず。ちょっと歩けばそこかしこで誰かが演奏してるんだもん。

まだ2、3歳の幼児ちゃんでも音楽に合わせてお尻ふりふりとキュートなダンスを踊ってたり、これはもはや英才教育と言っていいくらいの環境。

たまにstand by meとかをアレンジしてるのも聞くけど、結構定番のキューバンミュージックっぽいものが多くて「あ、これさっきも聞いたやつ!」って嬉しくなる事がしばしば。

バンドによっていろいろアレンジしてるから全部聴いてて楽しい。

La Bodeguita del Medioでヘミングウェイのモヒートを

超有名!ヘミングウェイが通いつめたBAR。ここでモヒートを飲んだというので、観光客で溢れてます。

狭い店内も客がすごい。本当は奥の部屋もあるけど大半はここでモヒートを頼み店内か、外で飲む人達。

混んでるけどグイグイ中に入って行くとそんなに長時間待たなくても頼めます。

このおっちゃんと目を合わせてタイミングよく数を伝え、お金を渡すのがポイント。目力をあげてグイグイ挑みましょう。

大量のモヒートを一気に作ってます。

ちょっと動画も撮ってみました。

すごく大雑把な作り方(笑)

昨日のホテルのBARで飲んだやつの方が味的には美味しかったような。まあ、もともとそんなに丁寧に作るようなもんじゃないんだろう。

カウンターには訪れたたくさんの人達のサインが。そして、バックの棚にはヘミングウェイの直筆サインが掲げられています。

我がモヒートはボデギータにて、我がダイキリはフロリディータにて

人の出入りがすごいですが、店自体はこじんまりとして、ちょっと寄ってサクッと飲んだりするような、キューバっぽい雰囲気。

ヘミングウェイもここで飲んだのかーと思いながらモヒートを飲むのもいいです。回転が早いので小休憩にオススメ。

地元民が集まる食堂に行ってみようとして、ランチで迷走

またも、マニアックな「ハバナ観光案内」からの情報。キューバに来たからには人民食堂に行こう!ということで、

人民食堂の中でもっとも美味しくてキューバのおかみさん!って雰囲気も味わえるというお店に行ってみることに。やはり、少しはローカルな食堂を覗いてみたい。

目指すは“Yor kitin(ヨー キッチン)”

Gran Teatro de La Habanaを通り過ぎ

(バロック様式とクラシックカーが気にはなるけど、今はパス!)

El Capitolioも通り過ぎて、

(これも初見、でもお腹すいてるんで!)

どんどん突き進みます

だんだんと洗練された景色は様子を変え、建物も道路もごてごてに。

他所の国だったらこの雰囲気、まず近寄れないよね??と思いつつまだまだ進みます。

んー。おかしい。

そろそろあるはずなんだけど…。まさかまた地図の誤植か?と疑いながら周辺をうろうろ。

少し心細い道で、通りすがりのキューバ人女性が「May I help you?」と話しかけてくれ、道を教えてくれた。

やっぱり道は間違ってない。

もう一度、念入りに辺りを見渡すと

ん、これ写真の内装に似てる?

「あー!ここだ!」

完全に見落としてた…

なんとなく人の気配はするけど、格子が閉まっていて中も薄暗い…。

今日は休業か…?と、諦めつつも覗き込ん出ると、中からお母さんがひょっこり

(ガイドに載ってた母ちゃんだ!)

「今日はできないの」みたいな事を伝えようとしてくれたが、はるばるやって来たアジア人を不敏に思ってくれたのか「ちょっと待って!なんとかできるかな!」という感じで暗い店内に招き入れてくれました。

これはまさかの例外対応なのか!?と、ほぼ無人の店内にポツンと二人、期待に胸を膨らませ待つこと数分。

店(家?)の奥からぞろぞろファミリーがやってきました。しばし、目の前で会議が始まり、あーだ、こーだと。

そして結論が出たみたいで、「やっぱりダメね」と追いかえされることに。

で、ですよねー。

そんなにいつも思い通りににはいかないか、でも入れようとしてくれたのは嬉しかったし、家族に囲まれる謎の体験はちょっと面白かった。

さて、こうなるとこの辺には代替案がないので一旦きた道を戻ることに。

来る前から気になっていた比較的新しいパラダールを目指します。

なんだ!キューバ美味いじゃないか!!El Chanchullero

人気店らしく人が覗き込んでたけど、幸運にもまだ早い時間だったので待ちなしで入れることに。

少しすると満席になって、入口で断られるお客さんもいました。

キューバ飯はマズイ?しかもタカイ?の悪イメージがここで払拭。はっきりウマイ!ここ好きだ!

まず、肉

いい感じのソースとからまってうまい!黒いお米(コングリ)もまたこれに合う。

そして、もう一皿

店員さんオススメの魚料理

これがシンプルなのにかなりうまい!

特にこっちのソースが反則的

なんだろう?塩とレモンとかビネガーとかそんなもんだと思うんだけど、魚の旨味が解け出てるのかクセになる味。

ソースをサラダのドレッシング代わりにしてさっと完食!

観光客にも自信を持ってオススメできる店。実は元々ここにあったChanchulleroは移転したとかで、ちょっと違う系列店みたいな感じらしいですがなかなかいいです。

こうしてランチも満喫して、かなり楽しんだけどまだお昼、まだまだ続くよハバナ旅。

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