【2018.12.29-2019.1.5 ポルトガル】
前回は街を一望できる展望スポット、今回はポルト市街の歩き方をご紹介。
まずはじめに、
移動は、基本「歩き」です!
一応地下鉄などありますが、市街地散策に適した間隔にはないので結局歩きます。(強いて乗るならGoogleマップを駆使してバスくらい)
ホテルのフロントで尋ねてみても、案の定、みんな公共交通機関はあまり使わないそう。
坂道が多いので楽ではないですが、どこを歩いてもわくわくするような景色や建物で溢れています。休み休み楽しんでください。
すごい行列!世界一美しい書店“レロ・イ・イルマオン”(Livraria Lello e Irmão)
まさか、海外でもこんなに並ぶとは…。
ポルトに来たらとりあえずと思い、行ってみたらご覧の行列!
お、終わりが見えない…
流石にこの列に並ぶのはちょっと…。この日は断念して、翌日の開店時間を狙ってリトライする事にしました。
流石に観光客も欧米人も朝からは並ばないはず。開店前に近くのカフェで朝食エッグタルトでも食べてから行こうと思いきや、20分前の9:10頃に近くを通りがかるとすでにこの行列。
ざっと100人くらいは並んでます。
さすがに朝食は後回しで列に並びます。
9:30の開店と同時に順番に通されます。たくさん並んでましたが、5、6分後には入店できました。
ちなみに!
すぐに列に並んだ私たちですが、前後を見渡すと皆チケットらしきものを持ってます!
書店入口ではなく別の売り場で予めチケットを買っておく必要があるのです。
2軒先の「Armazens do castelo」というショップの奥で購入できました。臨時っぽいカウンターだったのでまた変わっているかもしれません。
必ず並ぶ前に買いましょう!
チケットは8€。店内で本を買うと値引きしてもらえます。英語の本もありましたが当然割高…。まあ、見学のみで。
入ってまず目を引くのが正面の階段。美しい曲線と珍しい螺旋の階段。
本棚、階段など内装の全てが歴史を感じる木造で細やかな模様が彫られています。
吹き抜けで2階につながってます。
2階からの見栄えも素晴らしい
でも、ひとつ難点をあげるならば、とにかく人が多い!ちょうどいいところでポーズとってる人がなかなかどいてくんない!!
セールでもやっているような混み具合なのです。
すごいんだけど、全然ゆっくりできない。
星の王子様のオリジナルが展示されています。かわいい装丁で数カ国バージョンあります。
それにしても階段すごい、人が少なければ最高なんですが、書店としての役割を期待して行くと結構しんどいかも。
※HPでは10:00-20:00となっていますが、9:30から開いていました。季節で違うのかな??チケット売場も別だったし、このHP大丈夫か?
HP:https://www.livrarialello.pt/en-us/
場所:Livraria Lello, S.A.Rua das Carmelitas, 144 4050-161 Porto Portugal
美しいアズレージョの教会
とにかく外観が美しい、壁面に大きなアズレージョタイルが貼られている珍しい教会。
珍しいといってもポルトでは目立つものでも徒歩圏内に3箇所はあります。
Igreja do Carmo
まず図書館のすぐ近く
大通りの交差点にあります。
内装もなかなかの豪華絢爛な雰囲気
Chapel of Souls
2箇所目、ボリャン市場の近くのほう。
さっきより小柄。
美味しいレストランやエッグタルトが多いエリアなので、散策のついでにチラ見。
Igreja Paroquial de Santo Ildefonso
サンベント駅から坂を上ってすぐ
なのですが、歩きすぎてお腹いっぱい、あの辺にあるな〜くらいでUターンしました💧
参考までに観光サイトのURLを
→http://www.visitporto.travel/visitar/paginas/viagem/DetalhesPOI.aspx?POI=381
ポルトガルならではの教会の景色でした。
ドウロ川沿いリベイラ広場周辺
坂を下って行くと優雅に流れるドウロ川。この川沿いエリアには、ドン・ルイス一世橋はもちろん!レストランやカフェ、かわいい建物がたくさん立ち並ぶおすすめのスポットです。
歩いて降りるもよし、フニクラー(Guindais Funicular)という山岳ケーブルカーで一気に降りてくることもできます。
いかにも可愛らしい建物が川に向かって立ち並び、お散歩コースにもゆっくり過ごすのにも最適。
かわいい建物が集結
うちはホテルがこの近くだったので、毎朝散歩にでかけました。
少し入ると路地の雰囲気も良くて
レストラン街は割と入り組んだ構造になってて探しがいがあります。
ちなみに右のレストランはChez Lapin。
内装もかわいくて、何かのサイトで見たのですが、タコのグリルが美味しいらしいです。
夕暮れもまたよし
冬は日本より暖かいとは言っても、だんだん風も冷たくなってきます。
せっかくなのでポートワインのお店へ
甘いワインはそんなに好きでは無いのですが、たぶんもう機会がないので観光向けっぽいポートワインのお店へ
PORTOLOGIA – La Maison des Port
ここでは、ポートワイン飲み比べがオーダーできました。にわかファンにはちょうどいいお店。
ずらり並べてもらった6種のボトル
若い女の子の店員さんでしたが一つひとつ丁寧に説明してくれました。
3種類のタイプがあるみたい↓
・ルビー(赤)黒ブドウ、約3年の樽熟成
・トゥニー(黄褐色)ルビーを酸化熟成
・ホワイト(白)白ブドウ、約4年の樽熟成
どれもすごく甘くて、デザートワインみたいな味。甘いの好きな人にはきっと天国。
この中でいうなら、トゥニーが美味しかったかな。でも、割と少しの量で満足できるかも。
生ハムとポルトガルチーズを付け合わせに。個人的にはチーズにカボチャのジャムを塗って食べるのがヒット。
ポルトでは定番のようです。
ポルトでエッグタルト(ナタ)を食べ比べ
さて、リスボンでは一軒しかいけなかったエッグタルト店。
ポルトでもリスボンにあるような有名店から、その辺のカフェの自家製タルトなど、豊富なラインナップがあります。
町を散策しながらエッグタルト店も巡っちゃいましょう♪
Manteigaria
8:00-21:00/定休なし
リスボンにもある人気店がポルトのカフェDelta Qに併設されています。
広々としたポップな店内でいただきます。
これ、今旅2番目においしいかも!(1位はリスボンのパステイス・デ・ベレンのやつ)
焼きたてで、卵の香りと味がしっかり目、甘さは程よく控えめなのがいいです。
濃厚でクリーミー、コーヒーとの相性も抜群です。
Fábrica da Nata
8:00-23:00/定休なし
さっきのManteigariaとすぐ近く。
ここも通りから焼き上がりの様子が見えるようになってますねー。誘惑が多い…。
ここも外さくさく、中とろーりおいしいナタ。ここもそんなに甘ったるくなくてバランスよかったです。しかもリーズナブル。
混んでたので店の奥で立ち食いでした。
普通にカフェでもエッグタルト
ガラスばりのナタ屋だけではありません。その辺のカフェでもエッグタルトが食べれます。メジャーどこは行ったので、朝食がてらカフェのタルトを食べてみることに
Moustache Coffee house
イルマオン書店の方面なので、書店を観た後に朝食で寄ってみました。2階の席が落ち着いててよかったです。
店員のお姉さんさんが「シナモンかける?」って聞いてくれたのですが普通の味で食べたかったのでプレーンのままオーダー。
したのですが、、、
その後にお店に入ってきた常連のおばあちゃんが「たっぷりシナモンをかけると美味しいのよ」と目をキラキラさせながら熱心に勧めてくれるもんだから、結局、笑顔でシナモンどばどばに(笑)
しょうがねえ、あんな笑顔で勧められたらねえ(あ、エッグタルトとシナモンはめっちゃ合いますよ、もちろん!)
味と香りはほぼシナモンでしたが、ここも美味しかったです。それ以上にカフェの雰囲気と2階の席が良くて、けっこうまったり過ごせました。
まだまだ紹介したいところがたくさんありますが、ざっくりまとめるとこんな感じです。
ちなみにポルトではアジア人と言えば韓国人が増えてるのか?すれ違うと「アニョハセヨー」と言われました(笑)
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