美食から避暑地まで、バスク地方周遊の旅2022

コロナ禍になってもうすぐ3年、2022年9月7日からはワクチン3回接種の証明書があれば、海外旅行に行きやすくなりました!

【厚生省検疫所】海外から帰国・入国される方へ

帰国時、現地でPCR検査を受け(出国前72時間以内)陰性証明書を発行する必要がなくなったのはほんと大きい♪

緩和前だったけど、2022年8月に久しぶりに海外旅行に行って、無事に帰ってこれました(*´-`)

行き先は、コロナ前からずっと気になっていた「バスク地方」。早くからこんな雑誌も眺めつつ心待ちに♪

久々のヨーロッパと、海外のアフターコロナ感もあって最高でした。

いくつかの都市を巡ってきたので、ゆっくりペースで旅行ネタアップしていきます。

バスク地方って?

美食の街、バスクチーズケーキ、バル巡りでお馴染み、フランスとスペインの国境に跨る自治州。国境を挟んでスペインバスクをとフランスバスクに分かれます。

ちゃんと国旗もあります。

Wikipediaより

バスク十字の風車みたいなシンボルマークもあって、それをプリントや刺繍した小物などもけっこうかわいいです。

旅程を立てる前の概要チェック

アクセス

日本→スペイン直行便がない(2022年現在)ので、パリ(CDG)経由で、ビアリッツ空港から入るのが楽。パリ市街から陸路だと、鉄道(TGV)で4時間くらい。

パリ(CDG)→ビルバオ空港行きのフライトもありますが、便が少なめ…

バスク地域内の都市間移動は高速バスがかなり充実していておすすめです。空港や主要駅から乗りましょう(要予約※ネット予約できます)

ビアリッツ空港→サンセバスチャン【flix bus】

公用語

スペイン側とフランス側で、それぞれスペイン語、フランス語が基本ですが、古くから地域主義活動が活発で「バスク語」という言語があり、近年復権してきているみたい。

スペイン語もフランス語も全然できないので、雰囲気勝負です!

ちなみに主要都市のバスク語での表記は以下のとおり。

◆サンセバスチャン=Donostia

◆ビルバオ=Bilbo

◆ビアリッツ=Miarritze

◆バイヨンヌ=Baiona

道路看板や、レストランのメニュー、お土産の原材料などに「◯◯産」の表記をよく見かけるので、知っておくとイメージ湧きます。

バスク地方のサイズ感

7,234 km²。静岡県よりもちょっと小さいくらい。コンパクトなので、近場の街や名所も、立ち寄りの射程圏内。

https://www.vascu.com/vasco/

東のバイヨンヌ(フランス)→西のビルバオ(スペイン)までは、鉄道•バスで3時間弱、車だと2時間弱くらいで横断できます。

街中の交通手段

Uberはどの街も全然走っていなくて、使えません。タクシーもあまり多くないので、ターミナル駅などで拾うしかないです。

街はコンパクトで、基本は徒歩圏内でなんとかなります。ただし、どの都市も駅と市街地がちょっと離れてるので、ホテルは出来るだけ散策するエリアに近いところでとるのがおすすめ。

運転できるならレンタカーもおすすめ

もともとは1週間レンタカー借り切りで周遊したいと思ってましたが、ハイシーズンのせいか、1日で30,000円以上する日も((((;゚Д゚)))))))

オートマ指定だとさらに_(:3」z)_

飲んで、食べて、散策が今旅の主軸なので、車で周遊は断念して、3日程だけ借りる事にしました。

①サンセバ→ビルバオ→ガステルガチェへの1泊2日 ②ビアリッツ→サンジャンドリュズ→ラ•リューヌの日帰りドライブ

びっくりするような金額設定ですが、レンタカーの予約日付が1週間違うだけで、金額はすごく安くなっていました。

調べてみたら5,000円〜8,000円/day

ちょうどヨーロッパのバカンスピーク(しかも超円安…)と重なってしまった感じです。旅程を1週間ずらせばよかったのか…

運転時のナビはGoogle MAPのもので完璧に案内してくれます。街中は渋滞もしますが、混むだけで道路はシンプルなので、たまにしか車に乗らない私でもなんとかなる難易度でした。

道路はもちろん、左ハンドル、右側走行

バスクの治安

ヨーロッパの主要都市と比べると治安はかなり良いほう。夜に川沿いの遊歩道をおばあちゃんが1人で散歩してたり、子連れで歩いたりが当たり前。

大都市のように貧困や、秩序の乱れを感じるシーンもほぼなく、ほんと落ち着いた地方都市という感じ。

人気のない所に1人で行かないとか、スリに気をつけるとか当たり前の事に注意できていれば、めちゃくちゃ安全に過ごせます。

バスクで拠点にした街のお気に入り度を5段階評価

各拠点の滞在期は詳しいおすすめは後日アップするとして、ここではざっくりと各街のお気に入り度をご紹介。

旅で周った西側(スペイン)から順にMAX★5つでご紹介します。

ビルバオ(Bilbao)

★★★★☆

工業都市からアートの街へと大転身。歴史的な街並みに融合する現代建築美とアート。

一泊して、サンファンデガステルガチェまで足を伸ばしてきました。

美術•芸術に関心が薄い夫婦ですが、ヨーロッパの街並みに溶け込んでるので、バルを巡りながらの建物アート散策は楽しめました。あ、でも、バルが主目的で、アートはついでです(^_^;)

サンファンデガステルガチェ(San Juan de Gaztelugatxe)に行くならビルバオから

スペイン一の絶景!

「◯◯いちの何々」を名乗るものには、この旅でも何度か出会ったような気もしますが…一見の価値ありです。【ハイシーズンは予約必須】

後の記事にて詳細をば。

サンセバスチャン(San Sebastian)

★★★★★

もはや、バスク地方の代名詞とも言える代表的な都市。ここはしっかり3泊、ただひたすらに、食べて、飲んで、寝て、また食べます!

色とりどりのピンチョスとチャコリ。

1日に何軒行けるか?お腹と肝臓のコンディションを整えてお越しください。

特に美味しかったお店を後の記事でご紹介します。

ビアリッツ(Biarritz)

★★★☆☆

ビーチリゾート寄りのバカンスエリア

バスク到着時と、旅後半で計3泊

景色も綺麗で、まったり過ごすには良いですが、かなり小さめの街で物価もお高め。

食事もしっかり星付きレストランや、それに準じるお店を予約しておかないと、あまり美味しい物にありつけません。

全体的にこのクオリティでこの価格かぁ…感は否めない。旅行中なので、細かな事はあまり気にしませんが。

数時間ほどで満足してしまいました。ヨーロッパからの旅行客が海•バカンスを求めてくるのと違って、貧乏性の我々は「ヨーロッパ旅行」がコンセプトなので(^_^;)

ラ•リューヌ登山鉄道へ

ビアリッツ拠点のメリット、ちゃんとありました!フランスとスペインの国境にあるラ•リューヌ登山鉄道へのアクセス!

「世界の車窓から」をリアルに体験しつつ、絶景を眺められる、外せないポイントです。

道中、レンタカーで通った山の麓の小さな村もいい感じでした。

サンジャンドリュズ(Saint-Jean-de-Luz)

★★★★★

ビアリッツに早めに飽きちゃったので、隣のサンジャンドリュズへ。車で30分ほどの距離です。今回はリューヌ鉄道とセットで日帰りで行きました。

これまたビーチリゾート寄りですが、ビアリッツよりも断然サンジャンドリュズ推しです!

とにかく街がかわいい!

物価もビアリッツに比べてだいぶ落ち着いていて、観光仕様でない市場もあります。

食べ物も美味で、散策も買い物もしたりないくらい。ホテルこっちに取ればよかったです。

バスクに7泊パリ3泊の旅程

うち、初日は夜入り、最終日は午前中にパリに向けて発なので、バスクは正味6日間の旅でした。

1日目:空路ビアリッツ入り、深夜着で寝るだけ。

2日目:ビアリッツ→ビルバオへ移動

3日目:ガステルガチェ観光→早めにサンセバ入り

4〜5日目:サンセババル巡り※もちろん昼から

6日目:ビアリッツへ移動&観光

7日目:サール(登山鉄道)とサンジャンドリュズへ

8日目:ビアリッツ→パリへ移動

9日目:帰国前PCR検査&お買い物

10日目:パリお登りさん観光

11日目:帰国

そういえば

バイヨンヌ方面に一度も行かなかったな〜いろいろ周ろうとするともう少し日程が欲しい。

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