【2018.12.29-2019.1.5 ポルトガル】
◆元旦のベレンでエッグタルト
多くのお店が閉まっている元旦はベレン方面へ
元旦はお休みのお店が多く街は静か、リスボンの景観を見ながら散歩、開いてるお店やレラストランを探すのも良いですが
ここはちょっとだけ遠出してBelémへ
ロシオ駅から30分くらいで行ける駅ですが、ここにポルトガルで最もおいしいと言われるさくさく食感のタルト“パステル・デ・ナタ”を食べに行きます。
世界遺産ジェロニモス修道院のすぐそばに建つこの老舗は1837年創業、エッグタルト発祥のお店です。当時、修道女から直に受け継いだ秘密のレシピに基づいて作られています。
元旦も営業しているので今旅のスケジュールで行くならここしかない!(夕方からはポルト へ移動)
肝心のジェロニモス修道院は元旦は閉館ですが、併設されている教会の中には入る事ができます。
少し歩くと水辺の発見のモニュメントやベレンの塔(元旦閉館)も外から眺められるので、散策しがいがあります。
元旦の観光に困ったらぜひ!
激混みのエッグタルト屋 Pasteis de Belemの入り方
お店の入口付近に人だかりができています。ここに並ぶのか?という雰囲気満載ですが、これはテイクアウト専用。
店内で食べる場合は並ぶ場所が違うので左の空いてる方からぐいぐいと店の奥また奥へ突っ込んでいきます。
行列をぶっちぎっていくのって我々日本人にはかなりドキドキですが、こんなところで待ってると日が暮れます。
広い店内、行けるだけ奥に入り込みましょう。
ここで並びます。(入口からは全く見えない…)
ちなみに13:00お店前到着→13:30エッグタルトにご対面でした。
普通のカフェメニューもあるので混み合ってますが、意外とすんなり?食べれました。
席に着くまでは5分くらいしか待ちませんでしたが、非常に賑わっているので、オーダーしたくても店員さんと目が合わない。
近くを通るたびに手を挙げてアピールする必要があります。
そして待望のエッグタルト!
今回の旅ではじめてのナタです。
こんがり焼きたて、いい感じ♪
これ!美味しいです!!
外側はいいクロワッサンみたいにサックサクのタルト。中はとろ〜り、舌触りのいい玉子クリーム。
べったりしてなくて上品な甘さとコクがちょうどいい!
これならいくらでも食べれるな〜
カフェとの相性ももちろんいい!マカオで食べたのよりも小ぶりですごく食べやすいので、ちょっと多めに頼んでもいいです。
やはり、最初こそ良い店に来なくては。店内で食べると壁一面のアズレージョも見れます。昔のベレンを描いたものみたい。
世界中から観光客が集まるPasteis de Belem、もはやメジャーな観光地的ですが、リスボン、ポルトで何軒か周ったおいしいナタ屋の中でも断然おすすめです。
大航海時代に想いを馳せる世界遺産
元旦は入れない…、ジェロニモス修道院とベレンの塔の巡り方
ジェロニモス修道院
マヌエル1世時代、1499年にバスコ・ダ・ガマがインド航路を発見。香料貿易で莫大な富を得るようになり、自身と子孫のために建設したパンテオンです。
柱や壁面の豊かな彫刻が特徴的な建築は、王の名にちなんでマヌエル様式と言われています。その最高傑作がジェロニモス修道院。
ベレンの塔
1514-1520年、リスボンの港とベレン造船所の守備のためにテージョ川に造られた要塞。
修道院と同じマヌエル様式で、大航海時代特有の装飾で覆われています。
発見のモニュメント
船出の象徴
歩き疲れたので、こんな角度…
まぁ、これはなんてことないけど一応
で、話を一度ジェロニモス修道院あたりまで戻しまして、ぜひ見てほしいのがこちら↓
元旦も入れる!ジェロニモス修道院併設 Santa Maria de Belem Church
世界遺産の修道院には入れませんが、隣の教会が穴場的ですごく良かったです。
入口はコチラ↓ちゃんと空いてます。
中は豪華絢爛といった感じではなく、厳かな雰囲気の教会ですが、細部の彫刻とステンドグラスが美しくて、心地よい祈りの場。
ステンドグラスから差し込む光がメインの柱を七色に染めます。
(竹取物語的な)
(背丈3寸ばかりなる人はいません…)
あと、反対側の2階にある十字架が奇跡的です。
まるで十字架に後光が差して輝いているような姿には、信仰心のあまりない私も宗教的な感覚を意識します。
修道院本体には入れませんが、ここに来てから水辺を周るだけでもかなり見応えあります。
元旦のおすすめコース。
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