鵡川・白糠のししゃも
さて、寄付額は10,000円。
見た目も名前も、割と地味ですが密かにずーっと楽しみにしてたやつがやってきました。
冬限定
柳葉魚(シシャモ)
小さい頃から食べてる子持ちシシャモ。
卵がぎっしり詰まっていて、安いながらも美味しいお魚ですが、実は今まで食べてきた子持ちのアイツは本物のシシャモではなかったのです!!
じゃあ、いったい何者なのかといいますと
正式名はキャペリン!
カ?キャ?…
キャペリン!!
ロシア産の類似の魚らしいのです。
この事実を初めて知ったのは、マンガ将太の寿司を読んでのこと。
将太の寿司【文庫版3巻】より引用
北海道から上京して来た、魚の仲買見習い少年が先輩に「一番うまい魚はなんだ?言ってみろ!」と言われ「シシャモです」と答えたところ、「そんなんが一番だなんて、センスないぞ」と笑いものにされてしまうのですが
その後、将太くんの協力で本物のシシャモは北海道にしかない!と、北海道の鵡川で取れたシシャモを使ったお寿司をつくり、「このうまい魚は一体なんなんだ!?」と先輩達を唸らせる。そんなシーンがあったんです。
将太の寿司はとんでもなくリアクションが大きいマンガですけども、久しぶりに読んでてとても気になってきました。
キャペリンによるシシャモの経歴詐称問題はさておき、本物シシャモは全く別物の味らしいという事で、ずっと食べてみたいと思っていました。
そして、ふるさと納税サイトを見てみると
ある!あるではないですか!
北海道産の正真正銘のシシャモ!
鵡川産と白糠産が二大ブランドみたいで、北海道でもこの限られた海域、期間(10~11月)でしか獲れないのだとか。日本固有種で“神がくれた魚”というコピーがつくほど希少な魚のようです。
寄付額10,000円
2019年9月 むかわ産はみあたりませんが、白糠町、日高町、釧路市などの返礼品に掲載されています。
うろこもハッキリしています。
メス。いつものシシャモに近いけど、ひとまわり大きい
オスもいるんだ、さらに大きい。
もはやシシャモって感じではない。
焼きます。
こっちがオス
こっちがメス
いい匂い
では、いただきまーす。
あ、うまい!
全然ちがうこれ!特にオスが美味しい。
キャペリンよりも香りも強くて深い味。
これは日本酒にもあいます。2回に分けて夫婦二人で食べきりました。
美味しいぜ、将太くん!
リピは?
美味しいけど一度で結構満足。
次は現地でしか食べられない、とれたてシシャモのお寿司を食べてみたい。
http://kanedaioono.com/sushi2.htm
生のシシャモってどんな味なんでしょう?オスは淡白だけど割と深みのある味だから美味しいかも。
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