プリトヴィッツェへは、ザグレブから朝イチのバスで行く人が多いと思いますが、運転できるなら車で前日入りを激推しします!
理由①
周辺のPlitvica seloにあるプチホテルの滞在が快適!(翌日の観光を考えるとこのエリア一択と言っても過言ではない)

理由②
宿泊客にこっそり教えてくれるプリトヴィッツェ第3のエントランスから周るルートがめちゃくちゃスムーズ!
※通常の観光ガイドにはR429側のエントランス①と②しか案内されていません。
朝から駐車場の混雑とか、人混みとかほぼ考えなくて良いです。8月のハイシーズンでしたが、4時間半で下湖群も上湖郡も全てを観て周れました。
この日はプリトビッツェのハイキング後、3時間ドライブしてスプリットに行く予定だったので、無駄な待ち時間、体力消耗が少ないのはほんと助かる\( ˆoˆ )/
ホスピタリティ抜群!Plitvica River Houseで前泊
よく分からずに予約した今回のホテルですが、クロ旅全体を通して最も思い出に残る最高の宿泊でした!
外観写真がなかったので、部屋から撮った周辺の様子(^_^;)

車がないと行きにくいですが、同日に私たち以外にも1組の日本人カップルがいたり、過去にも日本人宿泊客の高評価コメントがあったりと安心感あります。
Booking.comサイトから予約しましたが、直接メールで予約すると10%OFFしてくれるそうです※2024年8月現在
家族経営のアットホームなホテル
オーナーのアンテとルーシー夫妻のおもてなしが最高です。
すごくフレンドリーでウェルカムモード全開!
オーナーのアンテさんは日本に何度も行ったことがあるようで、東京、大阪以外にも、そこ!?なんて都市名が出てきてびっくり。
日本が大好きだそうです。
お部屋は小さめ。

自然に囲まれたテラス席での食事は最高です。天気も良くてよかった♪

近くを散策した後、食事までの時間に先にテラス席で一杯壟
ちょっとしたキャンプ気分

2人のかわいい子どもたちもサービスのお手伝い。
5歳くらいの子に見えましたが、オーダーを聞きにきてくれて、グラスワインをしっかりと伝言。
さすがにそこまでは想定外だったのか、母ルーシーが再度「ワインの追加これであってる?」と確認に。
バッチリです(^-^;
この子たち、、、できる!
翌日プリトビッツェの公園内散策をする話をしたら「このビレッジに泊まる人たちだけに教えてるおすすめのルートがある」とのことで、マップを指しながら丁寧に教えてくれました。
これは想定外!なんて魅力的な提案。
クロアチアのおすすめレストランもいくつか教えてもらったので、後ほどご紹介します。
元クルーズ船飲食部門ディレクターが提供する美味しい食事とワイン
食事はディナーと朝食の2回で予約
オーナーでシェフのアンテさんは元クルーズ船の飲食部門のディレクターをなさっていたそう。
プリトビッツェ周辺は観光客向けレストランばかりで昔から食べられているマスのグリルとか(しかも地産ではない)が売りなところが多そう。
ここに来るまではあまり期待してなかったのですが、料理のクオリティはもちろん、ワインも美味しいクロアチア産のラインアップで大満足でした。

チーズと生ハム!
サラミが美味しくてクロアチアワインにもめちゃくちゃ合う(*゚∀゚*)
メインはポークグリル

シンプルですが美味。野菜も盛り付け独特だけど、甘味があって美味しいです。
デザートにデザートワインまで

いやー、美味しかった )^o^(
出してもらったクロアチアワインがどれも美味しかったのに、飲食に夢中で全然ラベルとか控えてませんでした(^_^;)
お土産を買う時のために、ちゃんと聞いておけばよかった。。。
翌日の朝食はブュッフェ形式
卵料理だけ選べます。オムレツおいしい。

朝はもともと混雑回避のため8時には入園のつもりでした。
ホテルで朝食だと間に合わないかなと諦めていたのですが、新しいルートを教えてもらい、さらに朝食も7:30開始を10分早めてくれたのでしっかりここでご馳走になれました。
オーナー、背格好は米ドラマBreaking Badの殺し屋マイクにちょっと似ているのですが、めちゃくちゃ親切で優しい!!
短い滞在でもホテルとオーナーファミリーが大好きになりました。
宿泊客限定 プリトビッツェ混雑回避の第3ルート
あまり紹介されていませんが、プリトビッツェにはエントランス1、2の他にPlitvica selo側に【エントランス3】があります。
入口近くは林道になっていて、道の脇にきちんと整備されていない駐車スペース。ここに車を停めて公園内に入れます。

盗難、車上荒らしなどの報告は今まで一度もないから大丈夫とのこと。
とは言え自己責任なので、一応、貴重品は携行。スーツケースもあまり目立たないように車内にしまってロックしておきます。
エントランス3から入り、ヴェリキ大滝へ
8:20頃にエントランス到着

①ボート乗場【B2】の手前で左に折り返す。
案内板のVeriki fall方面です。もう少し手前でショートカットも可

②橋を渡ったら、再び左折→先に大滝を目指します。
朝イチで【エントランス①】から入場した観光客の流れに逆らい、ひたすら逆走(笑)
9時過ぎると大型のバスが到着して混みそうですが、この時間なら余裕で躱わせます。
※【エントランス①】付近に、高台から滝の全景を見れる展望スポットがあります。こちらも外したくなければ、先に入口まで逆走しましょう。私たちは特にお勧めされなかったので端折りましたが、なかなか良い景色っぽいです。
8:30頃、まだ陽が低いので湖面にも日陰が多いですが、水の透明度が高い。

落差の小さい滝が棚田のように続いています。

草木の間を大小さまざまな滝。
けっこう水量も多くて見応えあります。

まだ、始まったばかりなのちいちいち写真撮っちゃって全然進まないσ^_^;
こんな調子でゆっくり歩くこと40分
ヴェリキ大滝到着!

プリトヴィッツェ公園内最大の滝
虹がかかっていい感じでした。
一番迫力がありますが、他の滝の方がプリトヴィッツェ感高いかも。
大滝から歩いて【ST1】へ、園内バスで一気に【ST3】へ
大滝をみたら、同じ道を歩いて戻り、バス乗り場【ST1】を目指します。
道中に見所があるので景色を楽しみながら
プリトヴィッツェっぽい段差のある湖

こちらもよくガイド写真に出てくる景色

9:20頃、写真だと日陰や白飛びが目立ちますが 、肉眼で観れる景色はとても綺麗です♪

園内シャトルバスについて
バスは【ST2まで】と、【ST3まで】行くやつの2種類。※乗車無料
ドライバーに「final stopはどこ?」と尋ねましょう。
私たちは運良くちょうど【ST3行き】のバスに乗れました。
【ST2止まり】だった場合、一度降りて次の【ST3行き】バスを待ちます。

が…一度降りると、バス待ちの人が多い…ここはタイミングと運次第。一発で行けてよかった(*´-`)
【ST3】から上湖群をジグザグ散策→【P2】へ
【ST2】で降りず、一気に【ST3】の上湖の上流にオーバーラップして、まだ人の少ない上湖を混雑前に抜ける作戦!
ジグザグしながら2時間くらいで上湖群を歩き回り、ボート乗場【P2】に行くルートです。
森の中を歩くような感じ

日陰も多くて歩きやすいです。

それにしても、カメラのNDフィルター機能便利。
手持ちでサクッと流し撮りっぽくできる。

湖面がまぶしい!
(霊的な何かではありません)

望遠で向かいの滝

上湖スタート地点から1時間くらい歩くと、見所が続きます。

木や草の葉を伝って滝が落ちてくるようなスポットがたくさん。
11:00過ぎ、ここで、初めての渋滞
この先にある上湖の見所が混雑の要因
ヴェリキ・プルシュタブツィ滝
坂を下ると急に人の行列が、、、

ついに渋滞に捕まったかー、こっから長いのかなー?と心配しましたが、なんのことはありません。
10分ちょっとで解消しました。
みんなお目当ての滝の前で写真を撮っているだけで、そこを越えれば再びすいすい進めます。
大岩から流れ落ちる滝は見応えあり

他にも滝が続き、この辺りが上湖の絶景ハイライト。


あまり見ない景色に心躍ります。
いやー、上湖かなりよかった
ざっとまとめると
下湖群:ダイナミックな景色
上湖群:上流の小さな小滝群
という感じで、下湖にフォーカスされがちですが、個人的には上湖の景色が秘境感あって好きでした。
あとは、道中の景色を楽しみながら下るのみ。
2度目の混雑はありませんでした。
ボートで【P2】→【P3】へ、スタート地点に帰着
12:00頃、ボート乗場【P2】に到着

並んで船を待ちます。
【P1】行きと、【P3】行きの乗り場が分かれているので注意です。


最初の便には乗り切れず、見送り。
15分くらい待って次のボートに乗り込みます。

12:30頃、真上から日がさしてめちゃくちゃ青い!
見事なエメラルドグリーン!!


時間帯によっていろんな表情が見れて最高の世界遺産ハイキングでした。
12:40頃、ボートは【P3】乗場へ到着
バーベキュースペース、売店、お手洗いのある休憩スポット。

ここが【エントランス3】から入ってすぐ近く。
ほぼスタート地点に戻ってきました。
かなり汗かいたし、持参した水も空っぽになったので売店で冷たいペットボトルのお茶を購入
なんとお値段650円‼︎(°_°)

あ、あれ、おかしいな、、、あまりの美味しさに涙がとまらねえや…(T ^ T)
ともあれ、駐車場まで帰ってきました。
朝よりもだいぶ車増えてる。荷物も車も無事で良かった。
汗かきすぎて、着替えないと運転できないなーと思ったその時!
向こうからモーレツなクラクション!
おいおい、平穏なハイキングの締めくくりになんだいったい??
ハリウッドザコショウみたいなおっさんが早く退け!と言わんばかりの窓開けて声上げてる。
聞こえないふりしてたらしつこいので、「今、準備してる!」って言ったら、特大の舌打ちしてすぎていきましたとさ、、、
めでたしめでたし( ˘ω˘ )
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