夏のクロアチア旅行2024

2年ぶりのヨーロッパ旅!今回も8月中旬のハイシーズン。

仕事終わりの深夜便で出国して7泊9日(10日?)でクロアチア4都市縦断旅行にいってきました。

日本からクロアチアへは、辺境to辺境。

現地でも「どうしてクロアチア(なんか)に来ようと思ったの?」「どうやって知ったの?」と何度も尋ねられ、なんだか辺境国の民としてシンパシー感じます。

ざっくり把握するクロアチア

イタリア半島から海を挟んで対岸の国。

美しい海岸にヨーロッパの街並み、大小1,000もの島があり、世界遺産も。夏場はヨーロッパのバカンス客が押し寄せます。

人口385万人、面積は九州の1.5倍程度。

都市のサイズも小さめ。

1位首都ザグレブ80万人、2位スプリト(世界遺産)が40万人で近年人口急増中。次いで10万人前後と小さな地方都市が続きます。

通貨はユーロ(2023年1月から)

自国内(EU内)生産・消費がメインで、いつもみたいに日本人駐在員の情報は期待できず。移住者のブログやYoutubeの内容がとても充実しているのでおすすめ。

主要産業は観光、製造(食品加工)、不動産。小さな都市を離れるとすぐ牧歌的な農地や山の景色ばかり。

食事はかなりおいしいです。イタリア系中東系の料理なので間違いない!

クロアチアワインも最高。カクテルバーはイマイチ…行くならワインバーにしよう!

土地が狭いせいか、大きいホテルが少ない。Air bnbみたいなシステムの部屋だけど、室内は綺麗にリノベされていて、トイレ、シャワールーム完備のところが多い。

アジア人観光客少なめ※ドゥブロブニクだけはやたらと日本人が多い

旅のルート

フライトは北から入って南から出るルート

往路:ドバイ経由→ザグレブ着

復路:ドゥブロブニク発→ワルシャワ(ポーランド)経由

滞在中の移動はレンタカー(乗り捨て)

4日間借りて、クロアチアを縦断しました。

 

ザグレブ2泊→プリトヴィッツェ1泊→スプリット2泊→ドゥブロブニク2泊

コンパクトな街なので、各都市2泊もあれば十分満喫できます。都市間の移動時間も寄り道しなければ2時間半〜3時間。

【1日目】13時半ザグレブ空港着

【2日目】ザグレブ観光

【3日目】11時ザグレブ発→道中でラストケ村観光→プリトヴィッツェ泊

【4日目】8時プリトヴィッツェ国立公園観光→12時出発→14時半スプリト着

【5日目】スプリット観光

【6日目】10時スプリット発→絶景ワイナリー、ストン市街に寄道→18時半ドゥブロブニク着

【7日目】ドゥブロブニク観光

【8日目】14時ドゥブロブニク空港発→ワルシャワ乗換→市街観光

復路便はワルシャワでの乗換時間が9時間弱あり、弾丸市街観光もできました。

クロアチアがシェンゲン協定加盟後だったので、ワルシャワ乗換時も面倒な出入国審査なし。ワルシャワ空港から旧市街までもタクシーで30分ほど。国内便感覚で時間ロスなく遊び尽くせます。

拠点にした街の私的お気に入り度

後の記事でそれぞれ紹介していきますが、大雑把に各拠点のお気に入り度をつけてみました。

ザグレブ

★★★☆☆

 

クロアチアの首都。内陸にあるビジネスと暮らしの街。

観光の見どころはそんなに多くないですが、その分落ち着いて周れます。飲食店のバリエーションが豊富で価格も良心的青空市場が賑わっていて買い物も楽しい。

住むならきっとザグレブ。

プリトヴィッツェ

★★★★★

 

都市ではありませんが、世界遺産のプリトヴィッツェ国立公園周辺のヴィラで一泊

ザグレブやスプリトから日帰りもできますが、泊まったホテルが最高だったのと翌日の公園内観光のアドバイスも完璧だったので旅程に余裕のある人はぜひ一泊!

Plitvice seloのあたりのホテルがおすすめ。秘密の混雑回避ルートを教えてくれるかも。

公園内とても綺麗です!

スプリト

★★★★★

 

綺麗な港、ローマ皇帝の宮殿跡を町にした世界遺産都市。

ザグレブより少しお高めだが、レストランはかなり洗練されていて満足度高い。今回の観光地の中では一番好きな都市でした。

日本で言うと湘南的なポジションなのか、パリピが多い!飲食店もいかにもイケイケの店員ぞろい。

ドゥブロブニク

★★★★☆

 

クロアチア観光の代名詞

海辺の城壁に綺麗に囲まれた小さな城塞都市(魔女の宅急便の景色とはちょっと違うかも)

展望台からの見晴らしは最高で二つとない景色。城壁内の石畳や、狭く入り組んだ路地、坂、階段の景色は素晴らしい!

ただし、とにかく高い!全てが高い!

一度は観たいが長居する場所ではないかも。

ワルシャワ【番外編】

★★★☆☆

 

数時間滞在でもザグレブと並ぶくらいには良かったです。絞るなら見どころは旧市街

第二次世界大戦で破壊された街の復元度が非常に高く、世界遺産に登録されています。

ライトに街歩きくらいしかしてませんが、戦争関連資料や博物館もしっかり観てまわれると良さそう。

eSIMで快適ネット旅

これまで海外旅行時はグローバルWi-Fiを借りていましたが、今旅で気になっていたeSIMを使ってみました。初回の起動・接続時に少々手間取りましたが、旅中は本当に快適。

⬜︎アプリダウンロードで設定のみ

⬜︎アクティベートは現地のネット環境接続後

⬜︎荷物の軽量化、スマホの充電だけで済むのも地味に嬉しい

これまでの海外旅行では1台のモバイルWIFIを2人で共有していたので、単独行動に不便でした。これなら自由度が上がります。

サービス会社はいろいろありますが、今回使ったのはこのWorld eSIM

10日間無制限ヨーロッパ周遊で7,890円

現地到着後、ネット環境WiFiに接続して設定しないといけないがちょっとハラハラします。

ホテルでできればいいのですが、まず空港から市街地までUBERを捕まえたいので、空港の弱いWiFiを拾って通信の良いところでアクティベート作業をします。

けっこう通信が重くて、途中で切れたりして、何度かトライ。

手順通りにやっても何故かアプリの表示は「未アクティベート」のまま・・・でしたが、ちゃんとできてるっぽい。

iPhoneの「設定」>「モバイル通信」画面で、追加されたeSIMの回線を「主回線」に切り替えます。

 

以外と焦るので、はじめての方は手順をよく確認しておいた方が良いです。

念のため空港でネットにアクセスできなかった場合のシミュレーションも!

レンタカーでクロアチア縦断旅

ネットで簡単に予約できるAVIS,Hertz,SIXT,Enterpriseあたりの海外展開している大手レンタカーブランドが無難。現地語しか伝わらないと困りますし。

booking.com運営のコチラのサイトから

Rentalcars.com

乗り捨てなので、出発地ザグレブと目的地ドゥブロブニクの両方に店舗があるレンタカー会社を探します。

今回は目的地ドゥブロブニク市街地の近くに店舗があるSIXTにしました。

 

近いといっても、徒歩30分、車で10分くらいありますが・・・。ほんとホテルや駅の近くにレンタカーオフィスがあるところって以外と少ないのね。

Hertzは空港にしかなさそうだし、Enterpriseもちょっと遠め。

クロアチアドライブの所感

基本は田舎道の長距離運転で安全ですが、右側走行かつ交通マナーが違って非常識に感じることもあるので、以下の点は注意が必要。

ハイスピード、急減速!

日本人からすると、かなりスピード出します。

高速道路で平均130km/hはまだ良いとして、下道で普通の片側1車線の道路でも平均90km/hくらいは出すので、慣れるまで結構速く感じます。

それなのに急減速してくるので、一気に車間が詰まってきます。環状交差点のサークル内でも停車していることもあったりと、日本の感覚とは違うことが起きるので前の車とはしっかり車間距離を保った運転がおすすめです。

ガソリンの確認

念のためレンタカーショップで種類を確認。

Euro super95

 

ガススタンドは、セルフが多いそう。

伝票も出ないので、給油後に店内に入って、店員に給油口番号を伝え、精算するアナログシステム。

駐車場

市営と公営の駐車場、公営路上駐車スペースがあります。

無料の駐車スペースもあるみたいですが、けっこうわかりにくいです。

スプリットではどこに止めて良いのか全然分からず、ホテルの人に助けてもらいました。

駐車予定のスポットを事前にいくつかチェックしておきましょう。

プリトヴィッツェ周辺の山道は対向車あり

細くて人気のない山道ですが、けっこう対向車が来るので要注意!車線がなく、スピードも出てるのでうっかり左寄り走行しないように!

渋滞情報

コチラから日毎の渋滞予測を確認できます。

運転する日の渋滞見込みを事前に確認しておきましょう。

https://www.hak.hr/info/prometni-kalendari

金・土曜は海に向かう道が混雑するそうです。

スプリト→ドゥブロブニクは国境越え不要

クロアチア全体を地図で見ると、一カ所だけ途切れているところがあります!

 

飛び地みたいに阻まれているここだけクロアチア領ではなく、ボスニアなのです!!

なん、で、、ここだけ…

いや…国土に「海」と「港」は欲しいよね

わかる(´ー`)

かつてはここで一度ボスニアに入国。ちょっと混雑するゲートを通ったり、パスポート提示する必要があったそうですが、現在は不要です。

2022年にできたペリェシャツ橋[Pelješki most]を通って迂回できます。

 

しかも、このルートならワイナリーやストン市街も通るので、立ち寄りスポットとしても最適!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です